実行委員会ブログ。

2011.12.11

つじ(辻英之・9組)が本を出しました!

みなさんこんにちは。みさわ(三澤明美・8組)です。このサイトで、ぜひみなさんにお知らせしたいことがあります! 辻やん(辻英之・9組)が本を出版しました。

彼が代表理事を務めるNPO『グリーンウッド自然体験教育センター』(長野県泰阜〔やすおか〕村)の25年の歴史を刻んだ本『奇跡のむらの物語 ~1000人のこどもが限界集落を救う」が2010年11月27日に発売されました。彼のすべてをかけた渾身の作品です。

NPO『グリーンウッド自然体験教育センター』のHPにて辻やんが書いたブログの記事から転載します。

11月27日。私が1年かけて執筆してきた本「奇跡のむらの物語 ~1000人のこどもが限界集落を救う」が発売されました。私のすべてをかけた渾身の作品です。
 この本は、人口1900人の泰阜村の風土や文化から導き出した教育力によって事業を行い、支え合いの地域作りに挑戦してきたNPOグリーンウッの25年の歴史と実践をまとめたものです。
「自然の力」「村の暮らしの文化の力」「こどもの力」を信じ抜いて実践してきた教育活動。その25年の実践から、これからの教育に必要なセンスを、私なりの視点でこ導き出したものを綴ってもいます。
また、「山村」「教育」「NPO」という、誰がどう考えても食えない活動を、ソーシャルビジネスとして成立させた軌跡(奇跡)も綴られています。
 そして、若者・ヨソ者が始めた教育活動が、いまや泰阜村を支える土台になりつつある軌跡(奇跡)も綴られています。
 これから地域づくりを行おうとする地域の人々(行政も含めて)、子育て中の親や教員などこどもに向き合う人々、新しい生き方を模索する若者に、ぜひ手にとって読んでいただきたいと強く願っています。
 1年かけて書いてきましたが、執筆中に東に本題震災があり、発行が遅れに遅れました。しかしそれはむしろ、震災支援に取り組んだ半年間が、この本で一貫して語られる「支えあいの文化」を言葉で表現することを可能にさせた時間にもなりました。
 昨年12月の本コラムで(もう1年も前のことなのですね)、次のように記しました。
「四半世紀にわたって続けてきた教育活動の意義が、村の人たちを含めて市井の人たちに伝わるかのか。そして伝わるような噛み砕いた言い回しができるのか。私たちの揺るぎない強い意志と磨かれた言葉の力が試されます」

 一文字一文字の小さな力を侮るなかれ。私が渾身の力を振り絞って産み出しだ言葉には、この本の題材にもなる泰阜村の人びとの壮絶な暮らしの営みと、私の人生を支えてくれる多くの人びとの歴史が流れています。
 私が書いた言葉ではありますが、泰阜村1900人の人々と暮らしの学校「だいだらぼっち」の卒業生、保護者はもちろん、これまで私たちを支えていただいたすべての人々が産み出した言葉なのです。
どうか、この想いをご理解いただき、ぜひともご購入いただきご一読いただけますようお願い申し上げます。また、できることならば、手にとった皆さまからも友人、知人などに広くご紹介いただければ幸いです。

NPOグリーンウッドのHPに購入のサイトを開設しました。送料が無料になるようです。ご活用いただければ幸いです。 ⇒ http://www.greenwood.or.jp/hon/page001.htm
 もちろん、amazonなどのネット書店や、全国の書店でも注文できます。よろしくお願いします。
長野県大手の信濃毎日新聞にも紹介されました。ご高覧いただければ幸いです。
   ⇒ http://www.shinmai.co.jp/news/20111130/KT111129SJI090008000.html

ようやく25年です。土台ができてここからがおもしろくなりそうです。奇跡のむらの軌跡。どうぞご一読ください。    (代表 辻だいち)

読ませていただきましたがとにかくとても読みやすい。ヤス(佐々木康文・11組)曰く「山の中には、限界集落には、ディズニーランドがあるって気づかせてくれる本」とのコメント。なるほど。

ということでぜひ一家に1冊。ご購入下さい。
(みさわ)