実行委員会ブログ。

2011.6.29

つじ(辻英之・9組)の活動にみなさんのご支援を!

実行委員会の活動はひと段落ついたけど、まだまだこのサイトは続きますYO!というわけで、今日は、つじ(辻英之・9組)が代表理事を務めるNPO『グリーンウッド自然体験教育センター』(長野県泰阜〔やすおか〕村)の活動を紹介します。

ちなみに、長野県泰阜村はこのあたり。

1年間の山村留学プログラム『だいだらぼっち』を中心に、救急法講習や自然体験指導者養成、自然体験教育プログラム『夏・冬の信州こども山賊キャンプ』などの事業を行なっている同NPO。事業の一環としてこのたび、『夏・冬の信州こども山賊キャンプ』に東日本大震災の被災児童40人を福島県から迎え入れることになったそうです。

ちょっと長くなりますが、Facebookにてつじが書いた記事から転載します。

山賊キャンプに40名の被災児童(福島県)が参加決定(招待)!
そして支援基金のご協力のお願い

 NPOグリーンウッドは、夏の信州こども山賊キャンプに被災したこどもを招待するために、この2ヶ月間、水面下で折衝を続けてきました。NPOグリーンウッド及び泰阜村と関係のある地域・団体に対して、送迎を含む招待を検討してきたところです。

 このたび、福島県(いわき市・田村市・郡山市・二本松市・鮫川村)のこどもたち40名の参加(招待が)決定しました。

 地震・津波・原発・風評の多重苦に悩むいわき市はもちろん、原発の影響で放射線の数値が高い郡山市・二本松市・田村市、NPOグリーンウッドの仲間であるあぶくまエヌエスネットの拠点鮫川村、どの地域のこどもたちも、安心して外で遊べる状況ではありません。

 学校の体育や部活動は時間制限があり、洗濯物を干すにも不安があり、登下校はマスクと帽子を着用することを余儀なくされ、これまで当たり前のように触っていた土や草や水にも不安を感じています。

 不安が絶頂に達し、絶望を学んでしまう被災地のこどもたちに、私は何が何でも夏の信州こども山賊キャンプの場を提供し、安心して思いっきり遊び、安心して土にさわり、安心して思いっきり空気を吸い込み、安心して水に潜り、そして全国から集まるこどもたちと共に希望・未来を語りたい。強くそう思っています。

 今回の招待は、行政や全国のネットワークを通して招待するのではなく、グリーンウッドが培ってきた小さな地域・へき地農山漁村との小さな小さなつながりを丁寧につなぎなおしながら招待するものです。
 この招待キャンプに、泰阜村・泰阜村教育委員会が、送迎用のマイクロバスを検討してくれています。小さな村の決断力・機動力に敬意を表します。まさに、泰阜村という小さな村が、「支えあい・助け合い」の気持ちを総動員して被災したこどもを支援するのです。

 この招待キャンプに係る経費を使途にした「あんじゃね震災支援基金」を立ち上げています。基金は、40人のこどもたちの交通費・諸経費に充当します。6月27日現在、まだまだ不足しています。
 NPOグリーンウッドの支援活動の趣旨をどうかご理解いただき、基金についてご協力・ご支援をいただけますようお願い申しあげます。

あんじゃね震災支援基金の詳細は こちらへ http://www.greenwood.or.jp/report/110420houshin.pdf

記事にも触れられているように、まったく収束の気配を見せない東京電力福島第一原子力発電所の事故。そうした環境のもとでこれからも暮らしていかざるをえない子どもたちのため、ぜひ、つじの活動を支援しようではありませんか。
(てっきん)